奥田準二プロフィール

趣味  

手術前のシミュレーションと術後の反省を繰り返し、継続して手技の工夫や器具の改良と開発を行うことです。
2013年1月より始めたウォーキングでは、自宅から駅までの通勤のほかに、週末は自宅周囲や出張手術・講演先の景勝地などを歩いて、日々の読書とともに心身を新たにしています。
また、国内外の他施設での依頼・出張手術や公開手術にも積極的に応えることで、いかなる状況でも気迫と魂を込めて最適な手術を執刀、指導できるように日々新たに自分を磨いています。

 

特技  

ガラス張りの中で最適な手術をすることです。2000年2月にフランスで日本人外科医として初めて腹腔鏡下大腸手術の公開手術を行いました。国内だけでなく、欧米やアジア諸国での数多くの依頼・出張手術や公開手術にも積極的に応えています。 国内外の他病院に出向いての出張手術の依頼も年々増加しています。 
手術執刀だけでなく、手術指導の能力も高く評価されており、これまでに私を含めて41人の内視鏡外科技術認定医(審査臓器:大腸)を輩出しています。
現在、「次世代の内視鏡下消化管手術セミナー」、「骨盤内視鏡外科セミナー」、「近畿内視鏡下大腸手術研究会」の国内研究会の代表世話人を主宰するとともに、「Team J」を介して国内のみでなく、欧米やアジア諸国などの海外とのネットワークやコラボレーションもWeb(インターネット)を通じて発展させています。
2017年4月からは「奥田準二外科医塾」を開塾し、心技一如の想いやりのある外科医の修練の場を設けて日々新たに個々の外科医が自己を磨けるようにしています。
さらに、2020年1月より私どもの医療ネットワークの益々の発展と進化を目指してJS Medical Creatorを創設しました。その第一歩として、患者さん・ご家族や一般の方向けにはDoctorbook( https://doctorbook.jp/contents/37 )を、医療従事者向けにはClinical Cloud( https://clinicalcloud.jp/contents/859 )をプラットフォームとしてWeb(インターネット)で動画での情報発信も開始しています。

 

今している事

  • AIや5Gを活用したロボット手術などの最先端手術を “安全で最適なシステム” とし、さらに個別化して適用すること
  • 大腸肛門外科・内視鏡外科を極めることに努め、一人ひとりの患者さんに安全で質の高い手術を執刀・指導すること
  • 他院からの困難症例や難易度の高い手術も積極的に受け入れて一人ひとりの患者さんに最適な手術を行うこと、状況によっては他院に出向いての出張手術にも積極的に応えること
  • 継続的な工夫のもとに、先端的手技・機器を開発導入し、さらに傷を少なく ・小さくする先進的手術(単孔式、完全腹腔鏡下手術や無小切開腹腔鏡下手術(NOSE)など)を的確に行うこと
  • 腹腔鏡下手術の近接視・拡大視効果をフル活用してマイクロサージェリーへ進化させること、とくに直腸癌手術においては、3次元腹腔鏡(3D腹腔鏡)や特殊なホルダーなども導入し、癌を残さずに 性機能・排尿機能・肛門機能をできるだけ温存する、次世代の内視鏡下直腸手術を確立すること
  • ICG蛍光法によるリアルタイムナビゲーションやリンパ流・血流確認なども導入すること
  • とくに、困難症例や難易度の高い手術では、最高の手技やポートを追加する(additional port surgery)だけでなく、この患者さんを救えるのは自分しかいないと気迫と魂を込めて最適な手術を完遂すること(additional spirit surgery)
  • さらに他科や他院との連携をスムーズに行えるネットワークシステム構築を充実させること
  • 的確で迅速な術前検査や適切な術後フォローアップなどを「患者さん本位」に行えるように、ご紹介医などとの医療連携ネットワークを強化すること
  • 大腸内視鏡治療(ESD)や関連領域(肝臓・膵臓、泌尿器科、婦人科や上部消化管など)の内視鏡外科手術とのコラボレーションを緊密にすること
  • 次代の大腸肛門外科・内視鏡外科エキスパートを育てること
  • 奥田準二外科医塾を心技一如の想いやりのある外科医の修練の場として日々新たに自己研鑽を行うこと

 

今後の展開

・ 全国10ブロック・全世界4ブロックのTeam Jグループの交流をオンライン化させること
・ 最先端医療を最適な医療として安全・的確に集約しつつ遠隔診療などで地域格差をなくすこと